【焙煎豆250g】（増量オトク）バジェ・デル・カウカ "Cafe Maria"

【増量オトク用ローストコーヒー】
・内戦で虐殺・強制避難の被害に遭ったコミュニティの再建に取り組んでいるマリア・デ・ピラールさんのコーヒーです（2023年にNHKで公開されました）。

・バランスよくコロンビアらしいマイルドな味わいと、芳香なコク、さらにダークチョコレートのようなコクと甘みも味わえます。ナッツやアーモンドのようななめらかな後味・余韻が楽しめます。

【ローストレベル：中深煎り】
酸味：★★☆☆☆
甘み：★★★☆☆
苦味：★★★☆☆
コク：★★★★☆

※焙煎豆は100g単位で、豆そのまま、または挽いた粉（中細挽きOr粗挽き）でお求めいただけます。200g以上をご注文の際は、カート内の「数量」にて調整してください。

【コーヒー生産者情報】
生産地：コロンビア国バジェ・デル・カウカ県ブガラグランデ市ラ・モレナ村
生産者：Maria de Pilar Espinal
収穫年：2024年（11月入港）
標高：1750～2000M
品種・精製方法：カスティージョ／ウォッシュト

【ラ・モレナ村紛争被害者の生活再建プロジェクトについて】
コロンビアでは、紛争の被害者が全国民の約5分の1にあたる約1000万人にのぼります。その多くは地方農村部に住む零細農家であり、山岳地に住む彼らは土地や家屋をゲリラに奪われ、避難生活を余儀なくされました。戦闘が終結し帰還した農家も、荒廃した土地や失われた社会的信頼の中での生活再建は容易ではありません。

このコーヒー生産者であるマリア・デ・ピラールさんのコミュニティは、ゲリラと政府間の紛争に巻き込まれ、家・土地を強奪されほぼ全員が国内避難民となりました。戦闘が収まり、自分の土地に戻りましたが、すっかり荒廃していました。それでもマリアさん家族は、先祖から受け継いだ誇りあるコーヒー生産を通じて懸命に生活を再建してきました。さらに、同様に強制避難から帰還した近隣住民の「コミュニティの絆」を取り戻すため、「ラ・モレナ農業者組合」を立ち上げ、様々な社会プロジェクトを行っています。そのひとつが、組合員全員の願いである「有機コーヒー生産」への取り組みです。プロジェクトでは、コミュニティベースの有機肥料製作所を立ち上げ、現在94名のコーヒー農家が共に働いています。

※より詳しいラ・モレナ村のプロジェクトの様子をブログで紹介しています：
https://peacebeans.net/archives/165
※こちらは政府が制作した紛争・復興の動画です：
https://www.youtube.com/watch?v=wlwvzSOgV7o&t=1159s

マリアさんの想いやストーリーをぜひ感じながらこのコーヒーをお楽しみください！

※この商品は、SDGsのゴール16「平和と公正をすべての人に」およびゴール1「貧困をなくそう」に貢献します。