【生豆200g】カウカ／ハニー "エル・マグダル"

・こちらは、「生豆」販売です。お飲みいただくには、焙煎が必要となります。

・カウカ県で、内戦被害にあったコーヒーコミュニティの復興に携わる生産者リーダー、アレクサンダー・カヒアオさんのハニー精製コーヒーです！

・特徴：ブラウンシュガーの甘さ、イエローフルーツのほのかな酸味、クリーミーなボディ、心地よいアフターテイスト

・コーヒー豆の写真の色合いはご使用のPCや環境により異なる場合があります。

※200g単位でご注文いただけます。400g（数量２）以上をご注文の際は、カート内の「数量」にて調整してください。

【コーヒー生産者情報】
生産地：コロンビア国カウカ県ピエンダモ市
生産者／農園名：アレクサンダー・カヒアオ／エル・マグダル農園
収穫年：2024年（11月入港）
標高：1750m
品種/精製方法：カスティージョ種／ハニープロセス（60時間の長時間発酵）
※ハニープロセスとは、収穫したコーヒーチェリーの果肉だけを取り除き、粘液質（ミューシレージ）を残したまま乾燥させる精製方法のことです。乾燥させている間にミューシレージ中の糖分がゆっくりと染み込むため、風味が強くなります。豆にもよりますが、ウォッシュドのようなクリーンな味わいを残しつつ、甘く華やかでグラマラスなコクやフルーツ感が出てきます。（ハチミツとは無関係です）

【コーヒーストーリー：生産者アレクサンダー・カヒアオさんについて】
祖父の代から50年間続いてきた農園での3代目コーヒー生産者。若いころはエンジニアとして都市部で出稼ぎしていましたが、自分のコミュニティへの貢献の必要性を感じ、故郷に帰ってコーヒー栽培を継承しました。

2009年に自分の農園にテロリストが侵入、地域警察を殺害し、アレクサンダーさんの家屋や土地を強奪しました。そのため、6か月間近隣都市に強制避難生活を送り、心理面での負担を抱えました。近隣のほとんどの住民も同様に被害にあい避難生活へ。テロリストが去った後に帰還し、コミュニティの信頼醸成や収入の少ない近隣のコーヒー農家たちの地位と生活の向上を目指し、生活を再建する取り組みを始めました。

コミュニティの平和と未来に向かって協働するコーヒー生産者組合（「ACC for the Peace and new future Association」）を仲間と立ち上げ、理事に就任。仲間たちと新しい精製方法や自然環境に配慮した品質向上を徹底的に研究しました。そして、自分たちの生み出す独自のスペシャルティコーヒーによって市場価格に翻弄されない持続可能な競争力をつけようと考え、先頭にたって実践しました。すると国際市場で高価格で販売できるようになり、農園の雇用者へより多くの給料を払えるようになりました。このビジネスモデルをACCを通じ、他の農家にも伝えています。今も、消費者ニーズに沿った良いコーヒーを作る努力と実践を重ねています。

わたしたちは、アレクサンダーさんとともに内戦被害を受け、懸命に復興に取り組むコーヒーコミュニティを応援しています。このコーヒーを手にとることによって、あなたもプロジェクトの応援の輪に加わってください！

※この商品は、SDGsのゴール16「平和と公正をすべての人に」およびゴール1「貧困をなくそう」に貢献します。